End of the road 困難を乗り越えて

 
2008年10月7日
                           by ノルドマルク


MG-950d


なんたるこの遠い道のり・・・評価に評価を重ねてたどりついた今日という日。
GPSサイクルメーターMG-950dが晴れてデビューすることとなりました。 

 MainNavという台湾の会社はきわめて歴史の浅い会社です。
社長がほとんど自分で仕様を決めて、試行錯誤しながら製品を作り上げていくという会社です。
GPSDGPS.COMも初めて取引きをする会社については、手探り状態で共同作業を進めることとなります。
製品・マーケットに対するお互いの「常識」をすり合わせしながら、製品のリリースまでたどり着くこととなります。今回お決まりのPC用ソフトウェアの日本語化はGPSDGPS.COMで行いました。以下画面ではわかりませんが、アイコンにマウスを重ねると日本語が表示されます。


Application

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 前にも書きましたが本製品は、より「サイクルメーター」に近い製品です。「自転車用だ」と言い切ってしまっても良いでしょう。実際私が「自転車に取付けることのできるGPSロガーで、どれが一番楽しいか?」と聞かれると「MG-950d」と答えるでしょう。
しかし以下のようなお客様は、本製品を購入されない方が良いかもしれません。
 
・さまざまな数値の表示がメインではなく、複雑なデータログを主たる目的とする
・ログ設定条件をいろいろ変えてみたい
・ナビゲーション機能もあった方が良い   

ロギング設定は変えられません。しかし表示は自動でパラパラと切替わります。
ログしたデータは以下のようにGoogleEarthに自動で張り付きます。
日本語化や技術的なことを多少お手伝いしたので、Mainnav曰く「販売価格は安くしました」とのこと。
完璧とは言えませんが、「お買い得な製品」とは言えるかもしれません。


GoogleEarth画像
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GoogleEarth画像

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Posted on 07/10 10:59 Author: ノルドマルク
Category: MG-950d

リリースまでそのはるかなる道・・・それはMG-950d

2008年7月7日
By ノルドマルク


MG-950d

 台湾には数多くのGPSメーカーがあり、ほとんどのメーカーがマスコンシュマー向けのGPS製品を開発している。「昨年起業してGPSメーカーを立ち上げました・・・」というような人たちが結構います。エンジニアを育て技術に重きを置いて製品開発しているメーカーもあれば、中国大陸深圳あたりのGPSメーカーからノーブランド製品を仕入れ、自社ブランド製品としてリリースし「メーカー」と称している会社も多い。中には深圳の会社が開発製造した同じ製品を韓国と台湾の自称「メーカー」が、自社製品としてそれぞれGPSDGPS.COMに「販売してほしい」と連絡がくることもある。

 さて今回は「出そうで出ないGPSロガーMG-950d」、期待されている皆様には大変迷惑をおかけしている製品についての最新情報を。GPSDGPS.COMがなぜにダラダラとMainNavというメーカーと付合っているか・・・というのは、社長の姿勢・考え方に一縷の光のようなものを私たちが感じているからです。
社長が仕様を決めて、自分で開発する・・・そんな社長の姿勢にまだ少し期待をしている我々です。
GPSDGPS.COMでやらなければいけないことは、まず台湾GPSメーカーの製品にバグなどがないか評価し、より使いやすい状態になるようメーカーに働きかけるということです。技術的な考えに立脚し「よりよい製品をリリースしていこう」という考えのないメーカーとは取引きを続けても意味がありません。

MG-950d

 今日もママチャリでMG-950dの評価は続きます。この製品の特徴は「LCD付GPSロガー」というカテゴリの中でも、よりサイクルメーターに近い性格である・・・という点です。といってもケイデンスセンサーやハートレートモニターはついていません。主たる特長は・・・

1. タッチパネルで高度(GPS高度)、現在時刻、走行総距離、移動時間、移動総距離、平均時速、最高時速の表示を簡単にマニュアル・自動で切替えることができる。
2. ナビゲーション機能、点・線・面グラフィック表示は一切無い。
3. ログしたデータはGoogleEarthなどに位置表示し、タイムスタンプで写真を地図上に表示する。

といったところです。
何ということもない製品のように思えますが、1のさまざまな数値を自動で切替える機能は秀逸です。
自転車にさまざまなGPSロガーを取付けて走行しているうちに気づいたことがあります。それは「かなり危険である」ということでした。私が実験を目的として自転車にGPSロガーを装着しているため、運転しながらさまざまな画面に眼を通す必要があります。夜などは無灯火で運転している輩がいて、この上なく危険です。特に点・線・面をグラフィック表示できて縮尺も切替えることのできる、GT-31のような機種を取付けて走行する場合には細心の注意が必要となります。GT-31の場合にはメニューが多く、それだけチェックしなければならない項目も多いと言えます。WSG-1000もメニュー(総ページ)が多く、同様に自転車運転中の操作は大変危険と言わざるを得ません。

comparison

 PC用ソフトウェアはシンプルで、できることが限られています。
時間によるログタイミングの設定(ログタイミングの設定はいまのところこれだけ)、ログデータのダウンロード、マニュアル・自動での写真のGoogleEarth上への貼付け・・・
と言ったところでしょうか。このソフトウェアの日本語訳はメーカーに送ったので、現在作業中のはずです。

Software_phototag
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MG-950d_altMG-950d_avg
MG-950d_dstMG-950d_max
MG-950d_odoMG-950d_tm

結論から申し上げるとMG-950dはGPSロガーですが、よりサイクルメーターに近い使い方・・・つまりログしたデータはGoogleEarthに位置と写真表示さえできれば良いというお客様向けの製品です。「数値の表示」という面では競合他社製品よりすぐれています。今のところ弊社チェック段階ではPC用ソフトウェアにバグがいくつか確認できています。米国ではすでにリリースされているようだが、これでも気が早いと言わざるを得ません。

 最後にGPS製品の価格についてひとこと。GPSDGPS.COMで扱うGPS製品はすべて米国ドル建てでの仕入です。米国サイトはそのままサイトに定価を価格表示すれば良いですが、GPSDGPS.COMでは円に換算して表示する必要があり、為替レートに左右されます。それが価格が頻繁に変わる理由です。それとほとんどのメーカーでは台数により販売店への卸価格を変えています。GPSDGPS.COMではほとんどの製品が100〜300台での仕入となりますが、新製品は自分たちで評価を行ってもまだ「見えないリスク」が存在しそうで、結果少ロットでの仕入という製品もあります。仕入数と価格がメーカーと折り合わない場合には、評価品を仕入れても販売に至らないということがよくあります。
Posted on 13/07 16:34 Author: ノルドマルク
Category: MG-950d